支え(読み)ツカエ

デジタル大辞泉 「支え」の意味・読み・例文・類語

つかえ〔つかへ〕【支え/×閊え】

都合の悪い事情。さしさわり。支障
「店に―さえなくば巳之の相手多吉も入れて遣ろ」〈緑雨・門三味線〉
(「痞え」とも書く)
病気心配などで胸がつまるような感じ。「胸の―がおりる」
しゃく
「簾のうちにありて―になやめる上﨟の如し」〈逍遥小説神髄

ささえ〔ささへ〕【支え】

ささえること。また、ささえるもの。「若木支えをする」「心の支え
支え口」の略。
入道女房の―によって心がはりを致せしとて」〈浄・伊豆日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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