20世紀西洋人名事典 「フランシスポンジュ」の解説
フランシス ポンジュ
Francis Ponge
1899.3.27 - 1988.8.6
フランスの詩人。
モンペリエ生まれ。
1942年、日常的な物事を主題とし、客観的で綿密な描写の散文詩集「物の見方」を発表して注目を浴び、サルトルにより実存主義詩人と称され、ヌーボー・ロマンの先駆者となり、唯物論的言語観に多大の影響を与える。他に「12の小品」(’26年)、「松林手帳」(’47年)、「プロエーム」(’48年)、「大選集」(’61年)、評論「マレルブのために」(’65年)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報