フランス,第五共和政(その他表記)Cinquième République

山川 世界史小辞典 改訂新版 「フランス,第五共和政」の解説

フランス,第五共和政(フランス,だいごきょうわせい)
Cinquième République

1958年5月のアルジェリア蜂起に直面して誕生した政体ド・ゴールの政権復帰と執行権を強化した憲法をもたらす。62年3月に,アルジェリア問題を解決して植民地を放棄したフランスは,英米とは距離を置き,仏独枢軸による高度経済成長を実現するが,ド・ゴール大統領の独裁的な政治手法(62年10月に大統領公選制を導入)や管理社会の閉塞感五月革命を惹起した。69年にポンピドゥーがド・ゴール政治を継承し,74年から非ド・ゴール派のジスカールデスタンが,アメリカとも協調するリベラルな政治を行うが,不況を克服できず,81年に社会党ミッテラン大統領,現在のド・ゴール派シラク大統領と続く。第五共和政は,左右政権交代が可能な生命力ある政体であることを証明。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む