改訂新版 世界大百科事典 「プラストシアニン」の意味・わかりやすい解説
プラストシアニン
plastocyanin
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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クロロフィル(葉緑素)のなかで,シトクロムfからP-700への電子伝達を行う,比較的小さい分子量(10500)の銅タンパク質.非常に強い吸収帯を600 nm 付近にもち,美しい青色をしているので,ブルー銅タンパク質とよばれる.酸化還元電位は370 mV.高い酸化還元電位,強い吸収帯を示すなど,一般の平面型銅(Ⅱ)錯体と性質が異なっている.これは,銅(Ⅱ)イオンのまわりの配位環境が特異であることによる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...