日本大百科全書(ニッポニカ) 「プログレッシブ・ジャズ」の意味・わかりやすい解説 プログレッシブ・ジャズぷろぐれっしぶじゃずprogressive jazz 1940年代後半から50年代初めにかけて、白人のスタン・ケントンやボイド・レイバーン楽団などが、近代音楽および現代音楽の手法とジャズを融合させた新しい試みを行った。これをさす呼称で、「進歩的ジャズ」という意味。ストラビンスキーやシェーンベルクなどの影響もみられて興味深いジャズではあるが、大きな成果は得られず、このスタイルは消えてしまった。[青木 啓] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プログレッシブ・ジャズ」の意味・わかりやすい解説 プログレッシブ・ジャズprogressive jazz 1940年代後半にアメリカの白人ビッグ・バンドの演奏から生れた新しいジャズ。ハーモニーの面で現代音楽の技法を取入れた編曲であったため「進歩的ジャズ」と呼ばれた。代表例はスタン・ケントン楽団。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by