perchlorobenzene.C6Cl6(284.79).塩化アルミニウムと塩化硫黄とを触媒にして,クロロベンゼンを塩化スルフリルで塩素化すると得られる.針状晶.融点229 ℃,沸点326 ℃.昇華性がある.有機溶媒に可溶,冷エタノールに微溶,水に不溶.毒性は比較的低いが,長期間さらされると関節炎,甲状腺肥大などを起こす.有機合成用試薬,農薬(殺菌剤)に用いられる.[CAS 118-74-1]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...