ヘキサメチルベンゼン

化学辞典 第2版 「ヘキサメチルベンゼン」の解説

ヘキサメチルベンゼン
ヘキサメチルベンゼン
hexamethylbenzene

C12H18(162.28).メリテンともいう.キシレンやペンタメチルベンゼン塩化アルミニウムの存在下,塩化メチルメチル化すると得られる.針状晶.融点164 ℃,沸点264 ℃.ベンゼン,エタノールに易溶.λmax 272,212 nm(log ε 2.5,4.70).濃硫酸中では,プロトン付加体として存在する.過マンガン酸カリウムで酸化するとメリト酸を生じる.ヨウ化水素作用により,メシチレンメタンに分解する.[CAS 87-85-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む