デジタル大辞泉 「ヘルンイョーサンド」の意味・読み・例文・類語 ヘルンイョーサンド(Härnösand) 《「ヘルネーサンド」とも》スウェーデン北東部の都市。ボスニア湾に面する良港をもつが、冬季に凍結する。18世紀の市庁舎、19世紀の大聖堂などの歴史的建造物が残る。物理学者オングストレームの生地。ヘルネサンド。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘルンイョーサンド」の意味・わかりやすい解説 ヘルンイョーサンドへるんいょーさんどHärnösand スウェーデン北部、ノールランド地方の港湾都市。人口2万5227(2001)。ボスニア湾に面した自然の良港を有し、機械、鋳物、製材、たばこの工業がある。1600年代より北部地方の文化・行政の中心地となり、当時より他都市のように火災にあうこともなく、裁判所を中心に古い町並みを残して今日に至る。各種の専門学校と広い野外博物館がある。ノールランドの人と風土を描いた作家ノードストリョームLudvig Nordström(1882―1942)の作品に登場する美しい町。[中島香子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例