デジタル大辞泉 「ベルビュー宮殿」の意味・読み・例文・類語 ベルビュー‐きゅうでん【ベルビュー宮殿】 《Schloss Bellevue》ドイツの首都ベルリンにある大統領官邸。市街中心部、ミッテ区のティアガルテンに位置する。18世紀末にプロイセンの王子フェルディナントの離宮として、新古典主義様式で建造された。第二次大戦で大きな被害を受けたが、1950年代に再建。西ドイツの第二大統領官邸、第一大統領官邸を経て、東西ドイツ統一後に第一大統領官邸となった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「ベルビュー宮殿」の解説 ベルビューきゅうでん【ベルビュー宮殿】 ドイツの首都ベルリン(Berlin)の中心部、ミッテ区のティーアガルテン(市民公園)の中にある宮殿。現在は連邦大統領(Bundes-präsident)の官邸となっている。この宮殿は、1786年にプロイセンのフェルディナンド皇太子のために建てられたもので、1870年9月の普仏戦争休戦協定調印の舞台ともなった。第二次世界大戦で、ドイツは1945年5月7日に、ベルリン陥落により無条件降伏し、この直前に連合軍の攻撃により宮殿は破壊されたが、再建後の1957年から大統領の第二官邸となり、さらにドイツ統一後の1994年から第一官邸となった。内部は見学できない。大統領がこの宮殿に在宮しているときには宮殿に国旗が掲げられている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報