20世紀西洋人名事典 「ベンヘクト」の解説
ベン ヘクト
Ben Hecht
1894 - 1964
米国の小説家,劇作家。
ニューヨーク生まれ。
新聞記者などを経て、第一次世界大前後のシカゴ文芸復興運動に参加。1921年の「エリク・ドーン」以後、多くの作品を発表。その後は劇作も手がけ、’28年には「第一面」をチャールズ・マッカーサーと合作する。また、第二次世界大戦後は、反ユダヤ主義を非難し、イスラエル論「背信」を発表。作品はほかに小説「ガーゴイル」(’22年)、戯曲「毒殺指南」(’18年)、自伝「世紀の子」(’54年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報