ペランの実験(読み)ペランのじっけん(その他表記)Perrin's experiment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペランの実験」の意味・わかりやすい解説

ペランの実験
ペランのじっけん
Perrin's experiment

J.ペランが 1908年,樹脂の1種である乳香のコロイド溶液を用いて,コロイド粒子の沈降平衡とブラウン運動を観察し,これら粒子の運動が A.アインシュタインによって導かれた拡散の法則に従うことを認めた実験。この結果からアボガドロ数の実測値を得ることに成功し,また気体分子が空間を自由に運動していると仮定する気体分子運動論を実証することができた。このことは間接的に初めて分子の実在を実験的に証明しえたことを意味し,それまでの分子の実在に対する疑義に終止符を打った点において歴史的に重要な意義がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ガラス管球内に入れた高抵抗線に電流を流し,ジュール熱によって高温となり放射する光を利用するもの。抵抗線としてはタングステンが用いられ,その蒸発を防ぐためアルゴンおよび窒素ガスが管内に約 0.7気圧封入...

白熱電球の用語解説を読む