ホイッティントン(その他表記)Whittington, Richard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホイッティントン」の意味・わかりやすい解説

ホイッティントン
Whittington, Richard

[生]? グロスターシャー
[没]1423.3. ロンドン
イギリスの商人,ロンドン市長。伝説の主人公としても著名。騎士の子に生れ,資産家の娘と結婚,実業界に進出,織物の取引により巨万の富をたくわえ,王室にもしばしば貸付けた。ロンドン市政に参画,3期市長 (1398~99,1406~07,19~20) をつとめた。死後遺産は慈善,公共施設に寄贈された。伝説上では,貧しい皿洗いの孤児で,商人に仕えていたが,唯一の財産の1匹のねこをもって主人の商船に乗り,虐待に耐えられずいったん逃げ出すが,戻れという予言を鐘の音に聞き,再び乗船,ねずみの害に悩むムーア人の首長に巨額の金でねこを売り,主人の娘と結婚,その事業を受継ぎ,3度市長になったという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む