ホワイトサポテ(読み)ほわいとさぽて(英語表記)white sapote

デジタル大辞泉 「ホワイトサポテ」の意味・読み・例文・類語

ホワイト‐サポテ(white sapote)

カリフォルニアフロリダなどで栽培されているミカン科果実果皮黄緑色果肉白色で、少しやわらかくなったころ食べる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホワイトサポテ」の意味・わかりやすい解説

ホワイトサポテ
ほわいとさぽて
white sapote
[学] Casimiroa edulis Ll. et Lex.

ミカン科(APG分類:ミカン科)の果樹メキシコグアテマラの標高約2000メートルの高地原産。高さ十数メートル。葉は数枚の小葉からなる掌状複葉で、小葉は披針(ひしん)形で長さ約10センチメートル、暗緑色を呈す。散房花序を腋生(えきせい)し、小さな黄灰色花を開く。萼片(がくへん)、花弁ともに5枚。雄しべは5本。果実は径10センチメートル、果皮は薄く、黄緑色に熟す。果肉は白色から淡黄色を呈し、甘くわずかに酸味がある。種子は5個、紡錘形で淡黄色。果実の成分は全糖20.64%、脂肪0.46%、タンパク質0.06%、粗繊維1.26%、デンプンその他3.92%。

[飯塚宗夫 2020年10月16日]


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