20世紀西洋人名事典 「ポールヒンデミット」の解説
ポール ヒンデミット
Paul Hindemith
1895.11.16 - 1963.12.28
米国の作曲家。
元・イェール大学教授。
ハーナウ生まれ。
フランクフルト歌劇場管弦楽団コンサートマスターなど、演奏家として活躍後、1927年ベルリン高等音楽学校作曲家教授。その後、ナチスに追われてアメリカに移住、’46年に帰化した。第二次大戦後はスイスのチューリッヒ大学で教える傍ら、エール大学でも教鞭を執った。晩年は指揮者として世界各地を訪れ、代表作にピアノ組曲「1922」(’22年)、歌曲「マリアの生涯」(’23年)、交響曲「画家マティス」(’34年)等があるほか、「作曲の手引き」(’39〜70年、3巻)、「和声学」(’43〜48年、2巻)なども著した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報