20世紀西洋人名事典 「マックスフェルウォルン」の解説
マックス フェルウォルン
Max Verworn
1863 - 1921.11.23
ドイツの生理学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
ベルリン生まれ。
一般生理学の創始者。ベルリン、イエナの大学で学び、1891年教授資格を取得。1901年ゲッティンゲン大生理学教授就任。’10年ボン大に移り、死去するまで在職。’02年学術雑誌「一般生理学時報」を創刊。主な研究は細胞生理学とくに神経系の一般生理学の興奮、疲労、麻酔、催眠等。又人間の精神発達史に興味をもち、有史前の絵画、石器、護符、子供の描いた絵などを多数収集した。著書「一般生理学」(1894年)、「生気論と新生気論」等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報