20世紀西洋人名事典 「マックスペヒシュタイン」の解説
マックス ペヒシュタイン
Max Pechstein
1881.12.31 - 1955.6.29
ドイツの画家,版画家。
元・ベルリン芸術アカデミー教授。
ツヴィッカウ生まれ。
ドレスデンの美術学校に学び、1906年表現派集団「ブリュッケ」に参加。’08年ベルリンで新分離派「ノイエ・セッション」を創設、’10年その代表者となる。’14年南洋旅行でゴーギャンの影響を受け、’19年以降ベルリンに定住。パラオ島の風物をモチーフとした葦ペンのデッサンは最高の業績となる。’22年プロイセンの美術アカデミー会員、’33年ナチの弾圧で除名、第二次大戦後’45年ベルリン芸術アカデミー教授となる。「テントの中の裸婦」(’11年、ミュンヘン、バイエルン州立絵画館)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報