20世紀西洋人名事典 「マックレナルズ」の解説
マック レナルズ
Mack Reynolds
1917 - 1983
米国の作家。
1960年代ジョン・W.キャンベルのアナログ誌に作品の多くが発表される。’70年代に、ハイテクノロジーに基づくより良い社会の青写真を作ることを試み、西暦2000年の様々なバージョンを舞台にした野心的シリーズに着手。主な作品は古典的ユートピア小説の現代版である「西暦2000年より顧みれば」(’73年)、長編「ライバル、リゲル人」(’67年)、「明日から来た傭兵」(’68年)、その他に「黒人の重荷」(’72年)などがある。SFに経済学と政治学の理論を取り入れようと試みたことで有名。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報