マリーゲル・マン(英語表記)Murray Gell-Mann

現代外国人名録2016 「マリーゲル・マン」の解説

マリー ゲル・マン
Murray Gell-Mann

職業・肩書
理論物理学者 サンタフェ研究所特別フェロー,カリフォルニア工科大学名誉教授

国籍
米国

生年月日
1929年9月15日

出生地
ニューヨーク市

専門
素粒子論

学歴
エール大学〔1948年〕卒

学位
Ph.D.(マサチューセッツ工科大学)〔1951年〕

資格
米国科学アカデミー会員, 米国芸術科学アカデミー会員

受賞
ノーベル物理学賞〔1969年〕,ダニー・ハイネマン賞〔1959年〕,E.O.ローレンス賞〔1966年〕,フランクリン・メダル〔1967年〕,アインシュタイン・メダル〔2005年〕

経歴
1951年プリンストン高等研究所所員、’52年シカゴ大学助教授、’56〜66年カリフォルニア工科大学教授を経て、’67年より同大P.A.Millikan教授。この間’53年「ストレンジネス」を導入、’61年「八道説」を発表、’64年物質の基本粒子クォークの存在」を提唱。これら素粒子の分類相互作用に関する研究により’69年ノーベル物理学賞受賞。’84年サンタフェ研究所を共同設立。サンタフェ研究所客員教授、同科学委員会共同議長を務めた。著書に「絵でわかる量子力学」、共著に「The Eightfold Way」(’64年)、「Broken Scale Variance and the Light Cone」(’71年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「マリーゲル・マン」の解説

マリー ゲル・マン
Murray Gell-Mann


1929.9.15 -
米国の理論物理学者。
カリフォルニア工科大学教授,米国科学アカデミー会員,米国学芸アカデミー会員。
ニューヨーク市生まれ。
1951年にプリンストン高等研究所所員となり、以後、シカゴ大学、カリフォルニア工科大学で教鞭をとる。’67年からカリフォルニア工科大学P.A.Millikan教授となる。八道説に従うハドロンの構成粒子としての電子の1/3、2/3などの電荷を持つクォークの存在の提唱者としても有名であり、’69年にこれら粒子物理学の発展に貢献した業績によってノーベル物理学賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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