デジタル大辞泉 「ミサイル療法」の意味・読み・例文・類語 ミサイル‐りょうほう〔‐レウハフ〕【ミサイル療法】 治療が必要な部位に選択的に薬剤を届ける治療法。抗体に制癌せいがん剤を結合させ、目標の癌細胞だけを選択的に破壊する抗体医薬や分子標的治療薬による治療が行われている。ターゲット療法。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ミサイル療法」の意味・読み・例文・類語 ミサイル‐りょうほう‥レウハフ【ミサイル療法】 〘 名詞 〙 がん細胞や炎症組織に対し、モノクローナル抗体により薬物を選択的に到達させて治療する方法。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミサイル療法」の意味・わかりやすい解説 ミサイル療法ミサイルりょうほうmissile therapy 治療法の一つで,病巣部へ特異的に集まる特質をもった物質に薬剤を乗せることから,兵器になぞらえてこう呼ばれる。おもに癌の治療法として研究される。薬剤が病巣部に多く集まるほか,他の部位への影響が少ないため,より強力な薬剤を使用できる利点がある。近年,マイクロカプセル,リポソーム,リピオドール,エマルジョンなどで抗癌剤を覆い,癌の病巣内に多く取り込ませようとする方法がとられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報