ミネベア

共同通信ニュース用語解説 「ミネベア」の解説

ミネベア

ベアリング専門メーカー「日本ミネチュアベアリング」として1951年に設立本社を長野県御代田町に移し、「ミネベア」に社名変更した。電子機器、機械加工品が主力。2015年3月期連結決算は売上高5006億円、純利益398億円。軽井沢、浜松藤沢米子の各工場のほかアジア、欧米に工場を展開し、今年6月末の連結従業員数は約6万7千人。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミネベア」の意味・わかりやすい解説

ミネベア

極小軸受で世界シェア6割のベアリングメーカー。 1951年超精密ベアリング製造のために日本ミネチュアベアリングとして設立。 63年主力工場を長野県軽井沢に建設。国内市場で高いシェアを占めるとともに積極的に海外進出し,イギリス,アメリカで拡販に努め,71年 SKFの工場を買収,アメリカでの生産を始めた。またシンガポール,タイでも現地生産を行う。 81年現社名に変更。株式保有によって系列化をすすめ,アメリカ企業の買収のほか国内でも買収により半導体分野に進出している。売上構成比は,電子機器・部品 60%,ベアリング 22%,機械部品6%,輸送機器・部品2%,その他 10%。年間売上高 3053億 2400万円 (連結。うち輸出 47%) ,資本金 676億 8000万円,従業員数 2783名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報