20世紀西洋人名事典 「ミハイルクズミン」の解説
ミハイル クズミン
Mikhail A. Kuzmin
1875 - 1935
ソ連の詩人。
貴族の出身で、1905年から詩を発表し始める。象徴派が衰退してくると’10年印象主義や擬古主義ととれるような象徴派運動に対抗する動きを見せ、「クラリズム」宣言を唱えた。愛欲をテーマとした作品が多く、その代表的作品として詩集「アレクサンドリアの歌」(’06年)、「翼」(’07年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報