旺文社世界史事典 三訂版 「ムスタファ=カーミル」の解説
ムスタファ=カーミル
Muṣṭafā Kāmil
エジプトの民族主義者
パリ遊学後に帰国,アラービー蜂起失敗後の反英民族運動を再組織。1900年新聞「リワー(旗)」を発刊して大衆の民族感情を鼓舞。1907年,都市の知識人・学生・商人らを支持基盤とする大衆的な「ワタン(祖国)党」を結成,イギリスの占領体制を真っ向から攻撃した。
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