旺文社世界史事典 三訂版 「ムラヴィヨフ」の解説
ムラヴィヨフ
Nikolai Nikolaevich Muraviyov
ロシアの軍人・政治家
早くから農奴解放を提唱したリベラル派貴族の代表。1847年東シベリア総督となり,アムール川(黒竜江)地方を探検して,ニコライエフスク・ムラヴィヨフスクなどを建設。1858年清とアイグン条約を結び,アムール川以北の地を領有し,60年の北京条約でウスリー江以東の沿海州を割譲させた。また,1859年樺太 (からふと) の日露境界交渉のため日本に来航。
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