…平穏で人情の温かいこの田舎町は,後に彼女の手で短編連作《クランフォード》(1853,邦訳《女だけの町》)として世界中に紹介された。1832年マンチェスター市のユニテリアン派教会副牧師ウィリアム・ギャスケルと結婚,以後同市の貧民の悲惨な生活に接し,その現状や当時工場労働者の間で高まりつつあったチャーチスト運動を小説《メアリー・バートン》(1848)で発表,一躍注目を浴びた。彼女は〈社会小説家〉と評されたが,その本領は家庭生活・風俗を19世紀社会を背景としてリアルに描いたところにある。…
※「メアリー=バートン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...