もはや戦後ではない(読み)もはやせんごではない

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「もはや戦後ではない」の意味・わかりやすい解説

もはや戦後ではない
もはやせんごではない

1956年度の『経済白書』の序文に書かれた一節。戦後復興の終了を宣言した象徴的な言葉として流行語にもなった。執筆責任者は後藤誉之助。当時の日本は戦後復興の時期であり,日本経済は,朝鮮特需影響もあり,戦前水準に向かって順調に回復していった。「回復を通しての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる」という序文の一節には,戦前水準への復帰を果たした達成感と,今後の成長への不安が入り混じっていたことがうかがわれる。

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