モモス(その他表記)Momos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モモス」の意味・わかりやすい解説

モモス
Momos

ギリシア神話の非難を神格化した神。夜の女神ニュクスの子の一人で,ゼウスのかたわらにあって,最高神の計画に異議を唱えることにより,それをよりよいものにする役を演じる。たとえば,ふえすぎた人間の重荷に耐えかねた大地の訴えを聞いたゼウスが,人類を雷で焼き殺そうか,または洪水を起して溺死させようかと思案していたとき,モモスは,みずから人間界にヘレネを誕生させる一方で,テティスを人間と結婚させてアキレウスを誕生させ,アジアとギリシアの間に戦争を引起せばよいとゼウスに提案し,これによってトロイ戦争が起されることになったといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む