ヤクボーフスキー(その他表記)Yakubovskii, Aleksandr Yur'evich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤクボーフスキー」の意味・わかりやすい解説

ヤクボーフスキー
Yakubovskii, Aleksandr Yur'evich

[生]1886.2.1.
[没]1953.3.21. レニングラード
ソ連の東洋史学者。 1935年レニングラード大学教授に就任考古学発掘成果と文献資料との両面から中央アジア,西アジアの社会経済史,宗教,美術などを研究。 47年からタジク・ソグド考古学調査隊長としてピャンジケントを発掘。主著『金帳汗国史』 Zolotaya Orda i ee padenie (1937) ,『古代ピャンジケントの絵画』 Zhivopisi drevnego Pyandzhikenta (54) 。

ヤクボーフスキー
Yakubovskii, Ivan Ignat'evich

[生]1912.1.7. ベラルーシ,ザイツェボ
[没]1976.11.30. モスクワ
ソ連の軍人工業専門学校陸軍士官学校卒業。 1937年共産党に入党,軍に勤務。第2次世界大戦中,戦車軍団長代理などとして活躍,ソ連軍英雄の称号を2回受けた。 48年参謀本部大学卒業後戦車師団長などを経て,60年4月東ドイツ駐留軍総司令官,62年4月上級大将。 65年2月キエフ軍管区司令官。 67年4月国防第一次官兼ワルシャワ条約統一軍総司令官,ソ連邦元帥。 61年の第 22回党大会で党中央委員に選ばれた。

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