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やろう ヤロウ

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デジタル大辞泉の解説

や‐ろう〔‐らう〕

[連語]《「やらん」の音変化》体言、活用語の連体形、一部の副詞・助詞などに付く。
推量、または疑問を含んだ推量を表す。…(の)だろう。…(の)だろうか。
「上の林に鳥が棲(す)む―花が散り候」〈閑吟集
「わが恋は遂ぎようず―」〈虎明狂・石神
(副助詞的に用いて)不確かなこと、あるいは、遠まわしにいう意を表す。…とか。
「後小松院―は、力が強うて」〈史記抄・秦始皇本紀〉
(「…やろう…やろう」の形で)どちらとも決めがたい二つ以上の事柄を列挙する意を表す。
「多い―、少ない―をば知り候はず」〈平家・五〉
[補説]「やらん」から「やら」に至る過渡的な形。室町時代には、「やら」と並んで盛んに用いられた。

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大辞林 第三版の解説

やろう

( 連語 )
〔「にやあらむ」の転である「やらん」から。中世語〕
体言、活用語の連体形、一部の副詞・助詞などに付く。
(助動詞的に用いられて)「…(の)だろう」「…(の)だろうか」の意を表す。 「おほい-すくない-をば知り候はず/平家 5」 「何とした事に、古本にけづつた-ぞ/毛詩抄 6
(副助詞的に用いられて)不確かなことを漠然と表す。 「後小松院-は力がつようて相撲の上手で/史記抄 4」 「此衛の女は、衛では何侯の子-しられぬでは/毛詩抄 2」 〔「にやあらむ」からできた「やらん」の変化したもので、副助詞「やら」に至る過渡的な形。中世後期には「やら」と並んで盛んに用いられた〕 → やらん(連語)やら(副助・並立助・終助)

出典|三省堂
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