ヤンガードリアス期(読み)ヤンガードリアスキ

デジタル大辞泉 「ヤンガードリアス期」の意味・読み・例文・類語

ヤンガードリアス‐き【ヤンガードリアス期】

Younger Dryas event最終氷期が終わり、温暖だった最初亜間氷期後に続いた亜氷期更新世末期、約1万2900年前から約1300年間にわたって続いた。名称は、冷温帯高山帯に分布するチョウノスケソウ学名由来。その原因として、北アメリカにあった巨大なアガシー湖が決壊し、北極海に注ぐことで熱塩循環を妨げたという説と、彗星が衝突したという説がある。ヤンガードライアス期新ドリアス期

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む