アガシー湖(読み)アガシーコ

デジタル大辞泉 「アガシー湖」の意味・読み・例文・類語

アガシー‐こ【アガシー湖】

《Lake Agassiz》約3万年から約8000年前にかけて、北米大陸にあった氷河湖。更新世末期の最終氷期後に氷床が溶け、現在のカナダ中央部に形成。面積は五大湖の合計をはるかにしのいだ。約8000年前にハドソン湾に接続し、大量の淡水が北極海に注ぐことで熱塩循環を妨げ、ヤンガードリアス期の急激な気温低下をもたらしたとされる。現在のウィニペグ湖・マニトバ湖など、カナダ楯状地外縁部の湖沼はその名残り。

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最新 地学事典 「アガシー湖」の解説

アガシーこ
アガシー湖

Lake Agassiz

第四紀の最終氷期末に,カナダ,マニトバ州の大部分とその近隣を覆った氷湖。1.2万年前から数千年間存続し,それ以降小湖に分かれた。現在のウィニペグ湖などはその名残。水の出口は初め南,次は東,最後は北と変化した。これは地盤運動の影響を鋭敏に反映したものとされている。氷床の後退によってかれ上がった。名称は氷河論者J.L.R.Agassizにちなむ。ただし彼はこの地を訪れていない。

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