普及版 字通 「ヨウ・エン・おさえる」の読み・字形・画数・意味
18画
(異体字)
17画
[字訓] おさえる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は厭(よう)。厭は(えん)(犬の肩肉)を供えて、邪気の圧服を行うこと。それで抑制、おさえる意となる。〔説文〕十二上に「一指もて按(おさ)ふるなり」とあり、〔広雅、釈詁三〕に「按(おさ)ふるなり」という。指をあてておさえる意。書法で親指を強く使う筆法をいう。
[訓義]
1. おさえる、指をあてておさえる。
2. 圧迫する。
3. 親指で力を加えて書く筆法。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アヤツル・オサフ
[熟語]
下▶・琴▶・耳▶・息▶・笛▶・法▶・籥▶
[下接語]
撃
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報