ヨエンスー(読み)よえんすー(その他表記)Joensuu

デジタル大辞泉 「ヨエンスー」の意味・読み・例文・類語

ヨエンスー(Joensuu)

フィンランド南東部の都市。北カレリア地方の中心地。ロシア統治時代、ニコライ1世により建設サイマー湖水系のピエリス川河口に位置し、古くから湖上交通で栄えた。湖水地方東部の観光拠点として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヨエンスー」の意味・わかりやすい解説

ヨエンスー
よえんすー
Joensuu

フィンランド南東部、北カレリア地方の中心都市。人口5万2140(2001)。湖水地帯東部のサイマー水系における重要な湖上交通の拠点である。行政・文化・商業の中心であるが、周辺農村部は人口急減地帯にあたり、都市の活動はやや停滞している。ピエリス湖から流送された原木による製材と周辺酪農地帯に支えられた乳製品工業が主産業であるが、原木の多くはより南方ラッペーンランタなどへ送られる。

[塚田秀雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨエンスー」の意味・わかりやすい解説

ヨエンスー
Joensuu

フィンランド南東部,ポフヨイスカリャラ県県都。ピエリス川河口にある重要な教育都市。 1848年建設。木材工場が立地し,木材の出荷が多い。鉄道,湖沼交通の結節点で,主要な木材積出河港。北カリャラ中央病院,公会堂,ピエリスヨキ城,北カリャラ博物館などがある。人口4万 7991 (1992推計) 。

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