リウネ(英語表記)Rivne

デジタル大辞泉 「リウネ」の意味・読み・例文・類語

リウネ(Rivne/Рівне)

ウクライナ北西部、リウネ州都市。同州の州都ドニプロ川の支流ウスチャ川に面し、農業地帯に位置する。10世紀にキーウ公国要塞が築かれたことに起源する。リーウネ。ロシア語名ロブノ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リウネ」の意味・わかりやすい解説

リウネ
Rivne

ウクライナ北西部,リウネ州の州都。旧称ロブノ Rovno。首都キーウキエフ)の西約 300km,プリピャチ川水系ウスチエ川に臨む。1282年から知られているが,長い間ポーランドの小さな集落であった。1795年にロシア領となり,直後の 1797年にようやく町となった。19世紀末に重要な鉄道分岐点になってから発展し始め,1960年代には化学工業機械工業の発展により人口が急増した。キーウ大学の分校がある。人口 24万8813(2005推計)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リウネ」の意味・わかりやすい解説

リウネ
りうね
Рiвнe/Rivne

ウクライナ北西部、リウネ(ロベンスカヤ)州の州都。ロシア語ではロブノ。人口24万9000(2001)、24万3152(2018推計)。丘陵の間を北流するドニプロ(ドニエプル)川水系のウスチア川に沿って位置する。農業地帯の中心地であるが、高圧電気機器、鋳造化学肥料亜麻(あま)加工、食品などの工場もある。郷土館のほか、織物専門学校や協同組合経営の専門学校が置かれている。第二次世界大戦の犠牲となったパルチザンの記念塔がある。

渡辺一夫

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