リッカルドムーティ(その他表記)Riccardo Muti

現代外国人名録2016 「リッカルドムーティ」の解説

リッカルド ムーティ
Riccardo Muti

職業・肩書
指揮者 シカゴ交響楽団音楽監督 元ミラノ・スカラ座音楽監督

国籍
イタリア

生年月日
1941年7月28日

出生地
ナポリ

学歴
ナポリ音楽院卒,ミラノ音楽院卒

受賞
イタリア批評家賞〔1981年〕,ウルフ音楽賞〔2000年〕,グラミー賞(ベスト・クラシックアルバム)〔2011年〕,グイード・カンテルリ国際指揮者コンクール第1位〔1967年〕

経歴
ナポリ音楽院でピアノを学び、ミラノ音楽院で作曲及び指揮法を学ぶ。1967年グイード・カンテルリ国際指揮者コンクールに優勝。’68年フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団を指揮してデビュー、翌年同管弦楽団、フィレンツェ市立劇場の首席指揮者に迎えられる。’71年ザルツブルク音楽祭デビュー。’73〜82年ロンドンのニュー・フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者。’79〜82年音楽監督。’77年フィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者となり、’80年〜’92年8月首席指揮者兼音楽監督。また、’70年からオペラ指揮者としても活動し、’86年ミラノ・スカラ座の音楽監督、’88年同首席指揮者に就任。2005年辞任以後、フリーの指揮者として世界的に活躍。また、若手を集めたケルビーニ管弦楽団を指導するなど後進の教育に力を注ぐ。2010年よりシカゴ交響楽団音楽監督。2014年9月ローマ歌劇場終身名誉指揮者を辞任。1989年国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)名誉大使。’75年ウィーン・フィルハーモニーとともに初来日。以後度々来日している。2007年札幌で開催された国際教育音楽祭“パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)”の首席指揮者を務める。著書に「リッカルド・ムーティ、イタリアの心 ヴェルディを語る」がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「リッカルドムーティ」の解説

リッカルド ムーティ
Riccardo Muti


1941.7.28 -
イタリアの指揮者。
ナポリ生まれ。
ナポリの音学院でピアノを、ミラノ音学院で作曲と指揮を学ぶ。その後、ナポリ大学哲学を学ぶ。1967年カンテッリ国際指揮者コンクールで第一位となり、翌年ミラノでデビュー。その後、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者、音楽監督を務め、最初の桂冠指揮者となる。’80年フィラデルフィア管弦楽団音楽監督。生気にあふれた爽快な演奏で、華麗で振幅の広い表現に特徴がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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