日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 リュウキュウイナモリソウりゅうきゅういなもりそう / 琉球稲森草[学] Ophiorrhiza kuroiwae Makino アカネ科(APG分類:アカネ科)の小低木。サツマイナモリソウに似るが、全体に大形で、花序の花数が多くて包葉がなく、花冠は白色で長さ3~4ミリメートルと小さいことから区別される。やや湿った林下に生え、沖縄、および台湾、フィリピンに分布する。名は、琉球(りゅうきゅう)(沖縄)産のイナモリソウの意味である。[福岡誠行 2021年5月21日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例