デジタル大辞泉 「リンジャニ山」の意味・読み・例文・類語 リンジャニ‐さん【リンジャニ山】 《Gunung Rinjani》インドネシア南部、小スンダ列島のロンボク島北部を占める活火山。標高3726メートル。同島の最高峰。スガラアナック湖というカルデラ湖があり、温泉も湧く。少なくとも十数回の噴火が確認されている。先住民のササック人の信仰の対象となっている。リンジャニ火山。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「リンジャニ山」の意味・わかりやすい解説 リンジャニ[山]Gunung Rinjani インドネシア中部,小スンダ列島のロンボク島の火山。標高3726m。インドネシアの高峰の一つで,山体は全島面積の約1/3を占める。近代にもしばしば噴火した。カルデラは東西9km,南北6.6kmにわたり,中央にスガラ・アナク,スガラ・エンドゥのカルデラ湖がある。多数の河川が発源して四方に流下し,とくに南麓斜面に広い平野を形成する。執筆者:別技 篤彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報