リーンスタートアップ(英語表記)lean startup

デジタル大辞泉 「リーンスタートアップ」の意味・読み・例文・類語

リーン‐スタートアップ(lean startup)

《leanは「やせた、引き締まった」の意》新規事業を立ち上げる際に、最低限要求に応える製品サービスをまず提供し、顧客反応をみながら順次改良を図ることを繰り返すビジネス手法。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人事労務用語辞典 「リーンスタートアップ」の解説

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ」(lean startup)とは、アメリカの起業家エリック・リース氏が2008年に提唱した、起業や新規事業などの立ち上げ(スタートアップ)のためのマネジメント手法のことです。リーンとは日本語で「ムダがなく効率的」という意味で、「かんばん方式」で知られるトヨタ生産方式を他分野に応用できるよう再体系化・一般化した「リーン生産方式」に由来します。リーン・スタートアップは、事業家の思い込みで顧客にとって無価値な製品やサービスを開発してしまうことに伴う、時間、労力資源情熱のムダをなくすための方法論。最低限のコストと短いサイクルで仮説構築検証を繰り返しながら、市場やユーザーのニーズを探り当てていくのが特徴です。
(2012/11/26掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android