ルアンシャ(その他表記)Luanshya

デジタル大辞泉 「ルアンシャ」の意味・読み・例文・類語

ルアンシャ(Luanshya)

ザンビア中北部の都市。世界有数の産銅地帯に位置する。1920年代にローンアンティロープ銅山採掘が始まった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルアンシャ」の意味・わかりやすい解説

ルアンシャ
Luanshya

ザンビア中部の鉱業都市。ルサカ北方約 250km,標高約 1300mの高地に位置。コンゴ民主共和国カタンガ州から続く産銅地帯の商業,教育,娯楽中心地で,南西に隣接するローンアンテロープ銅鉱山のベッドタウンにもなっている。銅精錬のほか鉄鋼,溶接,機械,家具などの工業も立地キトウェンカナンドーラムフリラなどの銅鉱山都市とは道路,鉄道支線によって結ばれる。都市圏人口 11万5579(2000)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルアンシャ」の意味・わかりやすい解説

ルアンシャ
るあんしゃ
Luanshya

アフリカ南部、ザンビア中部の産銅地帯南端にある鉱山都市。人口14万6275(1990)、15万6059(2010センサス)。1927年アメリカ系企業が開発した北ローデシア(現ザンビア)最初の銅山であるローン・アンティロープ銅山を中心に発達した。現在は銅産業関連の若干製造工業もある。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android