ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ル・ブロン」の意味・わかりやすい解説
ル・ブロン
Le Blond, Alexandre-Jean-Baptiste
[没]1719. サンクトペテルブルグ
フランスの造園家,建築家。 A.ル・ノートルの弟子。 1716年ピョートル1世の主任建築家としてロシアにおもむき,サンクトペテルブルグの離宮,ペテルホフ離宮と庭園を設計。サンクトペテルブルグの都市計画案も作成した。著書『造園論』 Traité de la théorie de la pratique du jardinage (1709) 。
ル・ブロン
Le Blon, Jakob Christoph
[没]1741.5.16. パリ
ドイツの版画家。アムステルダム,ロンドンで版画を学んだのち,三原色の配合による色彩版画を考案。のちパリに移って多くの色彩版画を制作した。著書『色彩論』 Coloritto or the Harmony of Colouring (1725頃/30) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報