レイ・あかざ

普及版 字通 「レイ・あかざ」の読み・字形・画数・意味


19画

[字音] レイ
[字訓] あかざ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は黎(れい)。〔説文一下に「艸(くさ)なり」とあり、あかざ。〔左伝、昭十六年〕「之れが(ほうかう)(れいくわく)を斬る」とは、雑草を切り、荒を開く意。〔史記、太史公自序〕「の羹(あつもの)」とは粗食をいう。〔詩、小雅北山〕に「北山に(あかざ)あり」の(らい)は、通用の字である。

[訓義]
1. あかざ。
2. と通じ、あかざ。
3. 黎(れい)と通じ、くろい。

[古辞書の訓]
和名抄 阿加佐(あかざ)〔名義抄 アカザ アカザノハヒ

[熟語]

[下接語]
・羹・杖・蒸・青

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android