れいへい

精選版 日本国語大辞典 「れいへい」の意味・読み・例文・類語

れい‐へい【伶

  1. 〘 名詞 〙 ひとりさまようこと。また、おちぶれること。伶丁(れいてい)
    1. [初出の実例]「山野に流浪人、巷(ちまた)に伶(レイヘイ)し、憂の音耳に満(みて)り」(出典源平盛衰記(14C前)二七)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐寡婦賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「れいへい」の読み・字形・画数・意味

兵】れいへい

武器(みが)く。〔戦国策、秦一〕是(ここ)に於て乃ちを廢し武に任じ、厚く死士ひ、甲を綴り兵を(みが)き、を戰場に效(いた)さんとす。

字通」の項目を見る


【伶】れいへい

孤独。うらぶれる。金・元好問〔再び新衛に到る〕詩 蝗旱(くわうかん)(いなごの虫害と、ひでり)相ひ仍(よ)りて、(みのり)已になり 伶して、十口るに値(あ)ふ

字通「伶」の項目を見る


【蠡】れいへい

貝飾りの風。

字通「蠡」の項目を見る


兵】れいへい

兵器をとぐ。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android