
(こん)。彖は虫くいのあとのような、めぐるさまをいう。〔説文〕十三下に「蟲の木中を齧(か)むなり」と木食い虫の意とし、彖声とするが、声が合わない。螺(さざえ)のような形の貝の名に用い、〔漢書、東方朔伝〕に「蠡を以て
を測る」という語がある。〔広雅、釈魚〕に「蝸牛」の意とし、〔
礼、春官、鬯人(ちやうじん)、注〕に「
(へう)とは
(こ)を謂ふ。蠡(れい)なり」とあって、その形状を以て名づける。〔爾雅、釈魚〕の
(ら)字条の〔郭璞注〕に、大なるものは斗の如く、酒杯に用いるという。
(から)は細腰大腹の土蜂。また
廬(ほろ)という。蠡・
・廬(ろ)はみな同系の語である。
luaiと声義が近い。廬lia、
lie、
lyaiも声近く、蠡を両分したような形のものをいう。酒杯や水器に用いる。
▶・蠡殻▶・蠡器▶・蠡牛▶・蠡結▶・蠡酌▶・蠡勺▶・蠡升▶・蠡測▶・蠡
▶
蠡

はその異文。字は蠡と別義。ひさごの意。
頂▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...