 
 
 (こん)。彖は虫くいのあとのような、めぐるさまをいう。〔説文〕十三下に「蟲の木中を齧(か)むなり」と木食い虫の意とし、彖声とするが、声が合わない。螺(さざえ)のような形の貝の名に用い、〔漢書、東方朔伝〕に「蠡を以て
(こん)。彖は虫くいのあとのような、めぐるさまをいう。〔説文〕十三下に「蟲の木中を齧(か)むなり」と木食い虫の意とし、彖声とするが、声が合わない。螺(さざえ)のような形の貝の名に用い、〔漢書、東方朔伝〕に「蠡を以て を測る」という語がある。〔広雅、釈魚〕に「蝸牛」の意とし、〔
を測る」という語がある。〔広雅、釈魚〕に「蝸牛」の意とし、〔 礼、春官、鬯人(ちやうじん)、注〕に「
礼、春官、鬯人(ちやうじん)、注〕に「 (へう)とは
(へう)とは (こ)を謂ふ。蠡(れい)なり」とあって、その形状を以て名づける。〔爾雅、釈魚〕の
(こ)を謂ふ。蠡(れい)なり」とあって、その形状を以て名づける。〔爾雅、釈魚〕の (ら)字条の〔郭璞注〕に、大なるものは斗の如く、酒杯に用いるという。
(ら)字条の〔郭璞注〕に、大なるものは斗の如く、酒杯に用いるという。
 (から)は細腰大腹の土蜂。また
(から)は細腰大腹の土蜂。また 廬(ほろ)という。蠡・
廬(ほろ)という。蠡・ ・廬(ろ)はみな同系の語である。
・廬(ろ)はみな同系の語である。 luaiと声義が近い。廬lia、
luaiと声義が近い。廬lia、 lie、
lie、 lyaiも声近く、蠡を両分したような形のものをいう。酒杯や水器に用いる。
lyaiも声近く、蠡を両分したような形のものをいう。酒杯や水器に用いる。 ▶・蠡殻▶・蠡器▶・蠡牛▶・蠡結▶・蠡酌▶・蠡勺▶・蠡升▶・蠡測▶・蠡
▶・蠡殻▶・蠡器▶・蠡牛▶・蠡結▶・蠡酌▶・蠡勺▶・蠡升▶・蠡測▶・蠡 ▶
▶ 蠡
蠡
 
 
 はその異文。字は蠡と別義。ひさごの意。
はその異文。字は蠡と別義。ひさごの意。 頂▶
頂▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...