現代外国人名録2016 「レスターブラウン」の解説
レスター ブラウン
Lester Russell Brown
- 職業・肩書
- 思想家,環境問題活動家 アースポリシー研究所理事長,ワールドウォッチ研究所理事
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1934年3月28日
- 出生地
- ニュージャージー州
- 専門
- 地球環境問題, エコロジカル・エコノミクス(生態学的経済学)
- 学歴
- ラトガース大学農学部卒,ハーバード大学大学院修了
- 学位
- M.P.A.(ハーバード大学)
- 受賞
- アメリカで最も優秀な若者10人〔1966年〕,国連環境賞〔1989年〕,ブループラネット賞〔1994年〕
- 経歴
- 1956年国際青年農家交換プログラムに参加して、インドの農村で半年暮らす。ラトガース大学卒業後、’59年米国農務省に農業アナリストとして入省。’64年農務長官の外務農業政策顧問官、’66年国際農業開発局長などを経て、’69年海外開発会議を設立。’74年ワシントンD.C.に環境問題専門のシンクタンク、ワールドウォッチ研究所(WWI)を創設、所長。オゾン層破壊、地球温暖化、酸性雨、森林破壊など広範で複雑な地球環境問題を独自に分析する。’84年より毎年発行している「ステイト・オブ・ザ・ワールド(地球白書)」は12ケ国語に翻訳され高い評価を得る。’88年から一般向けの環境雑誌「ワールドウォッチ」を隔月で発行。2001年5月地球政策研究所(アースポリシー研究所)を設立、理事長に就任。環境革命とリサイクル可能な経済システムの構築“エコ・エコノミー”を提唱する他、近年では特に人口爆発とそれに伴う食糧問題について強い危機感を表明。著書に「レスター・ブラウン エコ・エコノミー」「エコ・エコノミー時代の地球を語る」「プランB」「フード・セキュリティー」「地球に残された時間」、編著に「地球の挑戦」「失われゆく食糧」「人口爆発」、自伝に「レスター・ブラウン自伝」がある。1999年6月来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報