レンゴン渓谷の考古遺産(読み)レンゴンけいこくのこうこいさん

世界遺産詳解 「レンゴン渓谷の考古遺産」の解説

レンゴンけいこくのこうこいさん【レンゴン渓谷の考古遺産】

2012年に登録された世界遺産(文化遺産)。マレー半島レンゴン渓谷にある200万年に及ぶ遺跡群。1ヵ所からの出土としては、その期間は世界最長級で、アフリカ以外では最古遺跡のひとつであり、その保存状態の良好さも評価されている。渓谷の2地域に配置されている4つの遺跡がその考古学的な価値を認められた。旧石器新石器時代石器から青銅器鉄器にいたる人類の進化と文明発達を知るうえで、非常に重要な遺物が多数発見されており、特筆に価するのは露天と洞窟に存在した旧石器時代道具の製造場で、初期の技術を知る資料とされる。◇英名はArchaeological Heritage of the Lenggong Valley

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む