最新 地学事典 「ロドラナイト」の解説
ロドラナイト
lodranites
始原的エコンドライトの一種。等粒状組織を示し直方輝石,かんらん石,透輝石,斜長石,自然ニッケル鉄,トロイライト,リン酸塩鉱物,スピネル鉱物からなる隕石。構成鉱物は,普通コンドライトに類似している。主要構成鉱物の粒径は,およそ0.3〜0.7mmである。他方,同じ構成鉱物で組織が比較的細粒のものを,アカプルコアイトと呼ぶ。ロドラナイトとアカプルコアイトは,現在は同じ隕石種(同一あるいは類似の母天体起源)であるとされている。これらの隕石は,コンドライト的物質の部分溶融後の残渣であるとされる。
執筆者:山口 亮・矢内 桂三
参照項目:アカプルコアイト
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

