ロバート・E.シャーウッド(その他表記)Robert Emmet Sherwood

20世紀西洋人名事典 の解説

ロバート・E. シャーウッド
Robert Emmet Sherwood


1896.4.4 - 1955.11.14
米国の劇作家
ニューヨーク州生まれ。
第一次世界大戦に従軍。1927年ハンニバルのローマ進撃を扱った喜劇「ローマへの道」でデビュー後、第二次世界大戦勃発の際には、各国人の反応を描いた「患者の喜び」(’36年)などを発表し、戦争批判の姿勢を示す。また、F.D.ルーズベルト大統領の演説の起草者を務めたことでも有名である。作品は他に青春時代のリンカーンを描いた「イリノイのエーブ・リンカーン」(’38年)、アカデミー脚本賞を受賞したW.ワイラー監督の映画「我等生涯の最良の年」(’46年)のシナリオを手がけた。また、ピュリッツァー賞を4度受賞している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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