ロヒラ戦争(読み)ロヒラせんそう(その他表記)Rohilla War

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロヒラ戦争」の意味・わかりやすい解説

ロヒラ戦争
ロヒラせんそう
Rohilla War

1774年インドのロヒルカンドイギリスアワド連合軍 (→アワド王国 ) が侵入し,ロヒラ族を破った戦争。ヒマラヤ山麓,ガンジス川上流の肥沃なこの地域を,アウラングゼーブ (在位 1658~1707) の死後,アフガン系のロヒラ族が支配し,ロヒルカンドという国を建てたが,マラータ族の侵入が続くとアワドの太守 (→ナワーブ ) と協定を結び,マラータ族撃退の代償として 400万ルピーの支払いを約した。しかしロヒラ族はこれを履行しなかったため,アワドはイギリスの援助のもとにロヒルカンドに侵入し,アワドに併合した。

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