ローマは一日にして成らず(読み)ローマハイチニチニシテナラズ

ことわざを知る辞典 の解説

ローマは一日にして成らず

ローマは一日で建設されたものではない。大きな事業は短時日には成しとげられず、長い年月にわたる努力の積み重ねがあってこそ可能であるというたとえ。

[使用例] 我が日本の文章は明治以後の発達を見るも、幾多僕らの先達たる天才、――言い換えれば偉大なる売文の徒の苦心を待って成れるものなり。羅馬ロオマは一日に成るべからず。文章また羅馬に異ならんや[芥川龍之介文部省の仮名遣改定案について|1925]

[解説] 西洋から入ってきた表現で、明治三〇年代に現在の形でほぼ定着したものと思われます。

英語〕Rome was not built in a day.

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む