アウフィー(その他表記)`Aufī, Muḥammad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウフィー」の意味・わかりやすい解説

アウフィー
`Aufī, Muḥammad

[生]1175頃.トルキスタンブハラ
[没]1232頃
ペルシアの伝記作家。郷里で教育を受けたのち,トルキスタン,ホラーサーン地方を旅して諸学者と親交を結び,のち西パキスタンのシンド地方におもむいて地方君主に仕えた。 1228年以降はスルタンの保護を受けてデリーに居住。代表作『精髄中の真髄』 Lubāb al-albāb (1220) は,ペルシア詩人伝,名詩選集として価値が高く,『逸話集』 Jawāmi`al-ḥikāyāt (28) には 2000以上の逸話が収められている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アウフィー」の意味・わかりやすい解説

アウフィー
あうふぃー
Muammad ‘Aufī
(1175ころ―1237)

ペルシアの伝記作家。中央アジアのブハラに生まれる。サマルカンド宮廷に仕えたが、のちに各地遍歴アフガニスタンを経てインドに達し、シンドとデリーの宮廷に仕えた。代表作にペルシア詩人伝・名詩選『精華中の精華』、歴史・文学に関する2000以上の逸話を集めた『物語集』があり、ともに文学史上名高い。アラビア語の『悲しみのあとの喜び』のペルシア語訳でも知られる。

[黒柳恒男]

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