デジタル大辞泉
「アウフヘーベン」の意味・読み・例文・類語
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アウフヘーベン
〘名〙 (aufheben 元来、「拾い上げる」「保存する」「中止する」「破棄する」の意) 弁証法の基本概念の
一つ。「否定する」「たかめる」「保存する」という
三つの意味あいを含めて
物事についての
矛盾や
対立をより高次の段階で統一すること。止揚
(しよう)。揚棄
(ようき)。
※一九二八・三・一五(1928)〈
小林多喜二〉二「その差別自身が
一定の
高度にまで強調された時、
必然にアウフヘーベンされる」
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